AST気功の施術を受けたあと、「体が軽い」「呼吸がしやすい」「視界が広がった感じがする」といった感想をいただくことがあります。

では実際に、体の中では何が起きているのでしょうか。今回はAST気功が大切にしている「体の回復力」という視点から、その仕組みを解説します。

体は本来、回復する力を持っている

人の体にはもともと、バランスを保とうとする働きがあります。多少の疲労や負担がかかっても、睡眠や休息によって回復できるのはそのためです。

しかし、慢性的な緊張やストレスが続くと、この回復力が十分に働かなくなります。すると不調が長引いたり、同じ場所に症状を繰り返すようになります。

回復力が働きにくい状態とは

回復力が低下している体にはいくつかの特徴があります。呼吸が浅い、体の一部に力が入り続けている、動きがぎこちないなどです。

この状態では血流や神経の働きも偏りやすく、体が「修復モード」に入りにくくなります。

AST気功が目指す調整

AST気功は、外から強い刺激を加えて無理に変える施術ではありません。体が本来の状態に戻ろうとするきっかけを作ることを重視します。

過剰な緊張が抜けると、呼吸が深まり、体の軸が安定し、血流がスムーズになります。その結果、回復力が働きやすい環境が整います。

施術後に感じる「軽さ」の正体

施術後に体が軽く感じるのは、筋力が急に増えたからではありません。無駄な力が抜け、体の連動がスムーズになったためです。

これは一時的な変化ではなく、回復力が動き始めたサインともいえます。

春前は回復力を高める好機

2月末から3月にかけては、体が活動期へ切り替わる時期です。このタイミングで回復力が整っていると、春のだるさや不調を感じにくくなります。

逆に、冬の緊張を引きずったままだと、新しい環境や気候変化に体が対応しづらくなります。

症状だけでなく「働き」に目を向ける

AST気功では、痛みやこりといった症状そのものだけでなく、「体がきちんと働いているか」という視点を大切にします。

回復力が働きやすい状態を作ることが、結果として慢性的な不調の改善や再発予防につながります。

体は本来、整う力を持っています。その力を引き出すことが、AST気功の施術の基本的な考え方です。